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普段と違うことをやろう

先日UX MILKさん主催のUX JAMというイベントでライトニングトークをさせていただきました。
内容はこのサイトに書いてあるようなことなので、特段解説はしません。

一応スライドは貼っときます。

僕はこのイベントで、普段と違うことをしました。
イベントに出て、人前で思っていることを話す。

これ自体が、それまでの自分にとっては非日常なのです。

他にも最近は、日本ディレクション協会というコミュニティに参加したり、色々なイベントに参加してみたり、あえて今までやらなかったことをやるようにしています。

今の仕事に満足しているの?

今の仕事に満足していて、現状維持を望むのであれば、この記事は読まなくていいと思います。

僕は今のチームを受け持つようになって、はじめてちゃんとしたマネージャーという立場になりました。
チームのメンバーの成長は、自分にとって死活問題です。プロジェクトが回らなくなって、売上もあげられなくなってしまうので。。。

だからメンバーをよく見るようにしています。
果たしてみんなは楽しんで仕事をしているのだろうか?

自分も長く制作をしていますが、瞬間的には楽しい時はあっても、「辛いな」と感じることは多かったです。
特に、同じことを繰り返しやらなければならなかったり、今日も明日もこんな日々が続くのか、、、と思うとうんざりしました。

なので、メンバーと面談をするときに、ぶっちゃけ今の仕事ってどう?という形で聞きます。
僕は、マネージャーらしくないマネージャーなので、「あなたの仕事はこれなので、この仕事を全うしなさい」という話はしません。
お金の話も苦手なので、あまり出来ません。

なので、皆が思い描く理想の自分像と、実際の自分がどれくらいギャップがあって、そこでもじもじしてないかどうかだけが知りたいのです。
仕事の出来も、お金も、そのギャップが埋められれば自然にあとからついてくると思っています。

聞いてみると、まあ予想出来ますが、満足度は低いです。
みんな平然と仕事をしているように見えても、今の自分は嫌だ、変わりたいってどこかで思っているんです。

変わりたいのであれば

普段と違うことをするというのが、僕はおすすめです。
今と同じことを明日繰り返しても、何も変わらないでしょう。

冒頭で書きましたが、僕はイベントに参加したり、コミュニティに出入りしたりすることで、劇的に考え方が変わりました。

それは、UXや最近の技術事情のような知識を得られたということだけでなく、業界の中での自分の位置や周りの見え方、
自分のチームの足りていないところや、他の人達の悩み、思い、業界の悪いところや、良い所。
自分と同じ考え方の人や、違っても通じ合えるということ。仲間が、たくさんいるということ。
そして何より、今までなかった自信を得ることができました。

その自信は、また新しい普段と違うことをやる活力になり、こうやって記事を書き続けています。

何か小さなことでも構わないです。
デザイナーであれば、エンジニアと飲みに行ってみるとか、ディレクターにお願いしてお客さんのところに行ってみるとか。
エンジニアであれば、絵を書いてみるとか、写真をとってみるとか。
苦手な上司と話してみるとか。。。
普段買わないような服を買って来てみて外にでてみるとか、そういったことでも良いと思います。

人間は、なんだかんだで人目を気にします。気にするからこそ、普段やらないことはやりたがらない。
でもやってみた時の、ドキドキ感や緊張感は、刺激になり、客観的に自分を見つめるきっかけになります。
それはルーティンの生活の中では、なかなか見えてくるもではありません。

「反復」と「無変化」

話は少し変わります。

先日エンタミナという、業界の一線で活躍される方のトークイベントを見ました。
その際に、「反復」(繰り返し)は感動を生むというテーマのトークがありました。

この言葉尻だけを捉えてしまうと、いつもと同じことをするのは、良いことなのかな?と思ってしまうかもしれません。
でも、ここで話されていた「反復」と言うのは、むしろ非日常だな、と思います。

あえて繰り返すからです。意識下で繰り返すからです。
普通にやればサラッと終わらせるところをあえて反復することで、普通じゃない非日常を作り出し、受け取り手に強い印象をあたえる。

結局、いつもやらないことをやるんだなと自分なりに解釈しました。

逆に、普通にサラッと終わらせてしまうのは、いつもと同じ「無変化」を作り出し、人々の感動を生むことは出来ないでしょう。

とは言えルーティンも大事

少し古い話になってしまいますが、ラグビーの五郎丸選手の動きで、ルーティンが流行りましたね。
やっぱルーティンも大事なんですね。

もちろん、普段と違うことをするには、ベースが必要です。
普段と違うことをやるっていうのは、それなりにストレスもかかりますし、カロリーを使います。
ベースがしっかりしていいないとふらふらしてしまいますよね。

自分が、今までやらなかったことを急にやりだしても、大してブレずにいられるのは、10年間のルーティンがあったからかもしれません。
※10年もいらないと思います(笑)

五郎丸選手も、ルーティンを続けた上で、長く過ごした日本を離れ、海外でプレーするという新しい道を選びましたし。

生き残ろう

この業界の進歩の速さは、尋常じゃないと思います。
90年台に夢物語だったようなテクノロジーは、もう手が届くところまで来ています。

僕は、想像ができる範囲の近い将来には、多くのルーティンワーカーがコンピュータによって、ふるいにかけられてしまうんじゃないかって思っています。

その時に一人でも多くしがみついて来れる人を作るために、このメディアを「あえて」続けていこうと思います。