プロジェクトを進める上で、履歴を残すというのは、
とても大事だと思います。

自分は、正直言って苦手な分野です。
ですが、履歴はプロジェクトを円滑に進めるための材料だけでなく、
その後の財産にもなるので、うまく残しておきたいものです。

言った言わない事件…。
これ本当に嫌ですよね、お互い消耗するだけの不毛な争いです。
「あの時電話で言ったでしょ?」
「MTGでそんなことおっしゃいましたか?」
誰もメモってない、議事録もないこれらの発言は、きっと言っていないに等しいです。
言った言わないは、無効なものを有効にしようとするだけの無駄な時間ですよね。

また、リマインドでメールしたり、ワードで議事録を貯めたりするのもいいですが、
いかんせん体系化されたデータベースではないので、履歴が追いづらい。
これでは履歴は残しているけど、その時のみ。後の人のことが考えられていないです。

「言った言わない事件」回避するツール

そこで活躍するのが、スレッドツール。
いつ誰が、誰に対して、何を言ったか?
それがタスクなのであれば、いつまでに完了したいか?
まとめて管理でき、人別、日時別で履歴をすぐに引き出せる。
ついでに、リマインドメールまで自動で送ってくれる。

夢のようなツールが世の中にはたくさん開発されています。
開発者の間では、昔からよく使われていますが、
そういったツールになじみの薄いデザイナーも、プロデューサーも、クライアントでさえも、積極的に使った方が良いと思います。

履歴は貴重な財産

先にも書きましたが、履歴はリマインドだけでなく、財産です
プロジェクトの中では、多数のアイディアが生まれますが、工期や予算の関係上、
断念せざるをえないものもたくさん出てきます。

しかし、そのアイディアはその時に実現できなかっただけで、今後実現し、
大きな利益を生むものかもしれません。
いざ、「あれやってみよう」となった時に、追えない履歴では意味がありません。

プロジェクトへの管理ツール導入の際には、使用の許可や、有料のものであれば費用が発生すること、正しい使い方の説明など、
事前に煩わしい工程が発生しますが、後の事を考えて、事前にしっかりと有用性を説明し、積極的に導入していきたいと考えています。

column6

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